安全性とスピードを両立させる
仕入先様から入荷した材料の分束作業や積み込みを担当しています。クレーンを使って材料を移動させたり、機械を使って分束したりするのが私の担当業務です。この仕事をする上で重要なことは、丁寧な取り扱いとスピードを両立させること。クレーンを使う時は周囲の状況にも気を配り、常に安全を意識しています。
私が日ごろから実感しているのは、特殊鋼という特別な材料を扱う責任です。自分の扱っている材料が自動車や機械の一部になって、世の中を支える。そうした責任を感じるとともに、一般の人が触れることのない素材を扱うことに誇らしさを感じます。人と違った分野で技術を高めることに、やりがいを感じる毎日です。
尊敬する先輩方に一歩でも近づきたい
私が佐久間特殊鋼に入社した理由は、先輩社員が働く姿を見てこの仕事に魅力を感じたこと。高校時代に鉄のことを学んだ経験があったため、その知識を深めたいと思いました。しかし、実際に入社してみると、想像とは大違い。先輩方のクレーン操作を見ていた時は「自分にもできるだろう」と思っていましたが、自分の手で動かしてみると想像以上に難しいことを痛感しました。それから数年が過ぎましたが、経験の深さも知識の量も、まだまだ先輩方には及びません。そのレベルに少しでも近づくために、より多くのことを学び、スキルを伸ばしていきたいと思います。先輩方から教わったことを自分の中にしっかりと蓄え、後輩たちに伝えていくことが今後の目標です。
